文学フリマ出品+既刊PDF配信

前回のブログ更新が1年前で、驚きを隠せません。

スイマーズだったり他のところで色々している山川です。お世話様です。

スイマーズとしては、佐藤さんも山川も沈潜中です。

 

春から夏にかけて、沿岸にはクラゲが出没します。

お盆を過ぎるとクラゲに刺される、とは聞いたことがあるかもしれません。海でなくても、木場公園の運河のあたりもけっこう姿が見られます。横浜・山下公園や、お台場にもそこそこ見られました。都会の汽水域ではドブネズミみたいな頻度でクラゲの姿が見られます。

なぜ、春から夏にかけてクラゲが見られるかというと、その季節が繁殖期だからです。例えば大人になったミズクラゲはお見合いのためにひとつところに集まって群れをなし、生殖して、死んでいきます。ミズクラゲの寿命は2年だったかな。一生に一度のお見合いでフィニッシュ。

で、春夏が時期のクラゲは、寒い秋冬になぜ見られないのかというと、海中深いところに潜っているようです。海中の方があったかいのか、餌が多いのか、分かりませんが、少なくともミズクラゲはそんな感じで生きているようです。

 

なんでクラゲの話をしたかというと、スイマーズもいまは沈潜していますという例え話にわざわざ持ってきたら意外と文量が多くなっちゃったって奴です。

 

そういう時期です。

 

 

そういう時期なので作品の販売は山川の個人活動の場所で行っております。

直近だと文芸作品即売会の「第23回文学フリマ」、会場は東京モノレール「流通センター」駅そばの「東京流通センター 第二展示場」、1F(Eホール)の「G-23 シーサイドブックス」で、『VANITAS』を頒布します。

 

 

で。

 

 

しばらくの間、たぶん1年以上品切れしていた『スイマー 完全版』『スイマー Vol.2』のPDF配信を始めます。

特にVol.2は我々だけでなくたくさんのゲストの力を借りた優作なので、ますます目に触れていただければ……と願っています。

 

『スイマー』初出が2012年、Vol.2が2013年、完全版2014年と、2016年の今となっては自分の作品はちょい古で照れくさいところも多数ありますが、作品としては数年の隔たりなんて無いも同然だと思います。

だって我々は10年前、1000年前、1000年前の文章を楽しめるではないですか。

 

今度はデジタルの大海原のなかで、『スイマー』2作がたくさんの人の手に渡りますよう、強く強く願っています。

 

 

 

で、

 

 

 

ここだけの話。

スイマーズも、そのうち、近くはないけどそのうち、多分600日以内には、また浮上するような気がしています。

山川個人の感想です。ではまた、文学フリマで会いましょう。

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